僕ってラッキー

だな、と最近思うことが多い。


こんなロックな障害者は世の中ひろしと言えども、
そうはいないと思う。


もちろん、病気になったことはアンラッキーの塊だが、
病気にならなかったら、出会えなかった人や思いをしているという点においてである。


死が最後の苦しみだと誰かが言っていたが、
それはつまり、苦しまない世界に生きているということは、
死んでいるも同然なのだから、苦しんでいることが出来るということは、
生きている証左を常に感じなければいけないという、強制感が病気という時点で、既に発生しているからである。

もちろん、誰しもが、生きていれば色んな悩みやストレスを感じながら生きている。
しかしながら、僕には、理解のある両親、理解のある友達、理解のある担当教授に恵まれている点において、幸運だと思わざるを得ない。