即興詩

長生きしても短命でも、人の一生は虚しいな
と、29年間生きてきて思う
色んなことを諦めていくうちに、何がしたいか分からなくなった
と、29歳の俺はそう思う

人生は夢みたいなもんだとか、
生まれてしまったことによって、死ぬ恐怖を味わう運命だとか
戦争が技術を医学を文化を育んだとか
病んだ社会を一掃するだとか

死ぬということは、生きているより嫌なこと
喜んで死ぬことが出来れば、くだらなく生きているよりは幸福なこと
静けさが怖くて音楽聴いてる
結局、芸術家に教育は不必要

この汚い世界に戻ってきてしまった
・・・と今朝、起きて知ったんだ
マルクスが知らない経済のまわりかた
共有財産の理想と罠

人間は意味を知りたがる、俺は
すべての敗因について考えてる

キミだけは、世界が全部俺の敵になったとしても、味方として君臨してくれる
俺だけは、世界が全部キミの敵になったとしても、味方として君臨してあげる
寒さにふるえた者ほど太陽を暖かく感じる
人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る

生きてるってことは、まだチャンスは残ってるってことなんだ
何が良くて何が悪いかなんて誰が決めたんだ?
もう進むしかないな
傷だらけのまま進もう

もう少し・・・したらこの現実を受け入れられる