カリスマパティシエの店
今日、県立美術館に特設された、
カフェとケーキ屋の辻口博啓(カリスマ・パティシエ)の店、"Le Musee de H"に行って来た。
マックス・ウェーバーも、ここまで「カリスマ」が多用されることになるとは
思っていなかっただろう。
僕も味は嫌いじゃなくて、パクパク食べて終わったら、
「もっと味わって食べなさい」と、
女性陣からの注文が付いたのだった。
彼女と母親は気に入って、
ケーキ食べるときも一口ずつ、ゆっくりと口に運んで、
辰巳啄朗並のコメントをしてた。
僕は、辻口さんの美学を提示した形式の濃ゆーさに、
息苦しく、あっぷあっぷしていたのだった。
店に入ったとたん提示される、
真っ赤なバラで埋まった、
プラスチックの水槽みたいな容器。
で、なんか目線を感じるなーと思って、
右を向くと、辻口さんのカメラ目線ショット。
こういうことしていいのは、
岡本太郎くらいだろう?と思った。