sad ending




彼女を変えるペースと同じだけ携帯を変えてきた。

なんだか、そう言い放つと、かっこ良いようでかっこ悪い話なんだが、そうなのだった。。

4個前の携帯はauだったのだが、以前まーくん一行が大阪から来たときに、auの簡易充電器をおいていったのが、目に入ってきた。とある女の子からのメールをもう一度見たい衝動に駆られて、充電器の乾電池を入れ替えて、充電スタート。

その携帯は、何事もなかったかのように電源が入り、何事もなかったかのように5年振りに息を吹き返した。何事もなかったかのように。

着信メールを開くと、男友達は今とまったく変わらない口調で、女友達のほとんどは、え?そんなキャラだったっけ?的な調子で、なんだか、女の本性を見てしまった気がした。

やっぱり、男と女は友達になれない。一線を超えてしまうと、もう不可能だ。と、思った。一線を超える可能性もあるという意味では、余程論外のブスか、絶世の美人で手がでないという相手以外では、可能性は否定出来ない。

まぁ、とは言っても、何人かは継続的に仲が良い女友達もいるが、そういう子とは、あくまで遠い(距離的に、精神的に)友達という関係だ。一度光ってしまうと必ず陰がやってくる。永遠に輝き続けるものなど、この世には存在しない。やや、諦めに近いが、本当のことだ。

昨日、DVDを2枚見た。
イキガミ」というやつと「殺し屋1」。

どちらも、面白かった。
何故か、その2枚は対照的で、イキガミは、「生きたい…」という希望に満ち溢れた、だが、残念ながら。。
という作品で、
殺し屋1は、「死なせてくれ…」という絶望に満ち溢れた作品だった。

生死とは、なんなのだろう。
ハッピーエンドなんか世界中どこ探したって見つからない。