FISHMANSを聴きながら

こないだ月光荘で、写真学科出身の人と仲良くなって話していて、
いわゆるアナログのカメラとデジタルカメラの違いについての話題になって、写真にとってアナログとデジタルの違いは、
まあ簡単に言えば、記録の方法が違うのだそうだ。
焼き付けることと、インクを噴射すること。


まあ、それは、以前に他の友人から聞いて知ってはいたが、
そこはさすが写真学科、実務的な仕事レベルの話から、
とてもうまく説明してくれた。


20万くらいあったら、何のカメラを買うか?
という質問に対して、彼女たちが薦めていたのは


Nikon デジタル一眼レフカメラ D300

Nikon デジタル一眼レフカメラ D300


そう、キムタクがCMをしているアレだそうだ。
やっぱりデジカメはNIKONが一番高性能だそうだ。
Canonだとばかり思っていたが・・、
まあ、操作方法にクセもあるし、
一概には言えないことを認めつつ、性能的には、
NIKONが間違いなく良いらしい。


と、話がだいぶん脱線したが、
まあ、つまりは、アナログにはアナログの良さがあるが、
デジタルはデジタルで扱いが便利だし、
臨機応変に、それぞれ存在し続けていくだろう。
どちらかが完全に消えて、どちらかが生存する世界は、
そう遠くはない未来に思えて、けっこう遠いかもしれない。


それよりも、エフェクトプラグイン的に言うと、
Vintage Warmerのように、デジタル音の中に
アナログ感を付け加えるという、
半ば逆説的な世界になっていくだろう。



こないだ、月光荘で友達に誕生日プレゼントとしてもらったFISHMANSの宇宙・日本・世田谷のレコードを聴いた。


レコードを触るのは、久しぶりで、
2年前くらいに、チャールズ・ミンガスのライブ音源を買ったのが最後で、それ以来のレコードになる。


レコードを聴いていて、個人的に面白いのは、
レコードの巨大さと、それによって
絶対的な「モノ」という主張のもとに出来上がっている
円盤と、そのプチプチというノイズの暖かさの主張である。
あと、1曲ってこんなに短いんだという感じやら、
時間の大切さを感じる。


それでもやはり、音楽を聴くっていう行為に至る便利さから、
CDないしはmp3/AACなどのコンピュータ内のデータとして聴く、
という方法論を選んでしまう。。


だいぶんとりとめの無い文章になってしまったが、
書き直そうという気はまったくないし、
書きながら今読んでる本の続きが気になってきたので、
勝手ながらこのへんで。



けんちゃん、ありがとう!!