ハウシュカのことを気紛れに使ってみる
やらなきゃいけないことが多過ぎてパニック中。。
気分転換に今聴いてるCDのレビューでもしてみようかな。
- アーティスト: Hauschka
- 出版社/メーカー: Fat Cat
- 発売日: 2007/03/10
- メディア: CD
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ハウシュカ、
ライブ見てこの音源を聴くと面白さが5割くらいアップする。
ちなみに、このCDは僕の所有ではない。彼女のだ。
サインまでもらっちゃって、とてもいい感じ。
ハウシュカは、プリペアドピアノを演奏する人だが、
「プリペアドピアノ」とは、そういう特殊な楽器ではなく、
普通のピアノに細工をして、普通のピアノの音ではなく、
あらかじめ準備された (プリペアされた)ピアノというわけだ。
具体的にどんな細工をするかというと、
ハウシュカは、ガムテープをピアノの弦に張り巡らしたり、
おさるの人形が持ってるシンバルみたいな
小さなシンバルをガムテープで弦に取り付けたり、
ドライバーを弦にかましたりしていた。
とにかく、ピアノの音って、
こんなにパーカッシブなんだってくらいに、
パーカション系の音がした。
他には、E-BOWっていう、
電気的に振動させて音を伸ばして発するギターのエフェクターやらも使っていた。
まあ、つまりは、プリペアドピアノというものは、
使う人の発想によって、
それぞれが違う楽器として使えるものなのだ。
JOHN CAGEの曲をプリペアドピアノで演奏する高橋悠治は、
金属を中心に使っていたようだ。
手品師がタネを明かした上で、
手品のDVDを販売するようなものと言ってはハウシュカに失礼だが、
似たような感じはする。
まあ、実演販売といった感じだろうか。
ハウシュカ本人も言っていたが、
時として、彼のプリペアドピアノからは電子音かと
思えるような音が出ることがある。
電子音は直接的には入っていないが、
発想的には、具体音から電子音を見いだすのがなんだか逆説的に思えて、
順接的でもあるようなそんな音楽。
メロディはポップで、かわいいトイトロニカ風でもあるが、
クラシックの源流がありつつも、といった感じだ。
このアルバムは、2007年にFATCATレーベルから出たやつで、
そのライブで演奏された楽曲が入ってる。
他のを持ってないので、他のと比べた意見は言えないが、
案外、こっち系のアーティストって、新しい音源が、
一番良いと感じることが多いので、新しいのから。。
それと、メモ的に書いておくと、
郁子さまのソロライブが金沢21世紀美術館(シアター21)で、
6月3日にあるらしい。
4月26日チケット販売開始みたいだから、
忘れないようにカレンダーに入れておこう。
- アーティスト: 原田郁子
- 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
- 発売日: 2008/03/05
- メディア: CD
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このアルバムの凱旋ツアーみたいだ。
あ、マキシシングルかあ。。
谷川俊太郎とコラボ作品みたいなので注目度高し。