鬼の目にも涙

今日も、いつも通り、昼過ぎに起床してマクドを食べに車を走らせた。
たいてい、店にいちいち入るのが面倒なので、ドライブスルーして、駐車場でビックマックセットを開くのだが、食べながら、いつも通りFMラジオを聞いていたら、酒井若菜が出演していたショートストーリーを聞いて、涙が出てきた。泣いたーーとか、軽い女の子のノリではなく、ヒックヒックとかなりながら、むせび泣く感じに泣いてしまった。男泣きである。いや、そんなに美しいものではないが、とりあえずそうしておこう。

話は、ありふれた、いわゆる動物の愛情もののストーリーなのだが、僕は動物の感動ものの話に弱い。なんせ、中学のとき授業中に見た「フリーウィリー」に感動して、同級生の目をはばからずに号泣してしまったこともあるし、「銀牙」とか涙なしには読めない。こんな歳になって、マクドの駐車場で泣くとは思ってもみなかった。となりの車に乗り込もうとした夫婦は、僕のその姿を横目で見ながら、見てないですよー的な目のそらし方で、車を走らせていった。

僕に感動ものの動物の話をするのは危険である。涙腺は緩みまくる。

今日は、そんな中、ちょっと早いが、父の日のプレゼントを親父にあげた。「父」と打とうとしたら「乳」と、まず変換されてしまったが、それは、Atokの自動変換機能のミスであり、僕が過去に「乳」という単語を使ったからではない。と、思う。と、思いたい。

プレゼントしたのは、友達の制作した箸入れである。My箸である。

父母の箸入れ&箸

箸入れを光に向けて覗いた図