Spain Onsen

とあるP2Pで、スペイン人に絡まれたり、
そのスペイン人が、スペインの小さな町でOnsenを経営していて、
客が来なくて暇だなんていうから、
21世紀美術館で、フラメンコを踊る人のパフォーマンスを見ながら、
ナヲコさんとみっこにそっくりの踊り子を発見してしまったり、
なにかと、スペインへの思いを馳せるのであった。。


ちなみに、そのスペインにある温泉は、
http://www.termaschavasqueira.com/
だそうだ。(音注意)


なぜ、スペインで、温泉?と思うかもしれないけど、
実は、逆を考えれば極自然なことだ。
その証拠に、僕は同じ日、地方都市金沢の美術館で、
フラメンコらしきものを見たではないか。



まあ、どちらも、その移動した商品としての文化には、流れる時間が止まっていて、どこか、懐かしさすら憶える、日本の原風景的なものを、スペイン流に模造したOnsenのその感じこそが、逆に日本のフラメンコに対しても、現地の人が感じ得るフラメンコらしきものなんだろう。


まあ、我がケントスも、模造したアメリカ文化だったわけだがw


それにしても、伝統というものは、いつごろから、「はい、ここまでが伝統です」っていう風に、区切りが明確になるんだろう。まあ、むしろ、個人の経験のレベルでは、「懐かしさ」を憶えるのは、何年たったらなんだろうか。まあ、おそらく若ければ若いほど、懐かしさの対象範囲が、近年なんだろうけど。だから、実際、僕みたいな27年やそこらしか生きていない若造が感じる「ナツい」感じの対象年月は、上の世代にとっては、極最近起こったイベントだと感じてると想像出来る。



ノーベル逃した村上氏的なエンディングは、陳腐で申し訳ないが、Miles Davisのスケッチズ・オブ・スペインを聴きながら。


聴く人が聴けば、直ぐに突貫工事だと分かるリミックス。
元ネタは、ミッチィの弾くドビュッシーのピアノ。
http://dl.getdropbox.com/u/200473/undo%20%28remixed%20by%20yupupe%29.mp3