石田徹也

今日、晩飯の最中、石田徹也という画家の画集を親父に見せてもらった。それは、延々と、自分と世界との関わりを、デフォルメしたある種の自分の奇形という形で、繰り返される世界観があった。悪夢のような、どこかメルヘンなような、そして、昭和的なものを感じた。あと、(どちらが先か分からないが・・)稲中的な絵であるw
31年という短い生涯のうちに描かれた作品は、延々と同じコンセプトの繰り返しである。ピカソは作品のコンセプトは華麗にも何度も変わるが、それでも尚、変わらない芯のようなテーマとコンセプトがあった。やはり、主張は繰り返されて初めて主張としての地位を獲得するのだと思った。継続してなんぼである。